祭りのあと

2004年7月31日 日常
今日はとうとう眠れない状態で夜中を過ごす事になった。
眠れないのは時間が経つのがとても遅い。
どうにかならないものかと眠れるように考える。

外がうっすら明るくなって来た頃、1通のメールが携帯に届いた。
常識的に考えてもそれが友達からのメールだなんてありえない。
案の定、開けてみるとただのサイトメールだった。
こんなことよくあること。
その拍子になぜか眠れそうになった。

1通のメールが届いた。
それは陽ちゃんからだった。
「チイごめん。本当はオレ好きな子がいてその子と付き合うことになったからもうメールできないから」
すごく悲しくなりとっさに携帯を取る。
けどそんなメールなかった。
あったのはゴミ箱にさっきのイタメールだった。
夢と現実が区別がつかないなんて。

頭が痛いまま会社に向かう。
会社ではすぐに同僚に目がはれていると指摘された。
とりあえず笑ってごまかす。

仕事を早めに切り上げて高速で帰ってくる。
今日は地元の祭りできっと国道が混んでしまうから。
祭りに行く予定もないし別に早く帰らなくてもいいのだけど。

帰りに寂しくコンビニで弁当を買う。
最近何故だかよく分からないけど一人で食べきれないほど買う。
そして誰もいないのに多めに箸をもらう。
こんな知らない店員にでさえ「この人一人なんだ」って思われたくない。

家に帰ってもすることがない。
とりあえず陽ちゃんにメールをする。返事がない。
家でゴロゴロしていると友達夫婦から電話で祭りに行こうって言う。
半分冗談かと思ったけど、しばらくするともう会場に来ているらしい。
急いで支度をして会場に向かった。

そこには友達夫婦と友達がいた。
それで終れば良かった。

友達が会って早々何を言うのかと思えば、

「結婚するんだって」

「は?誰が?」

って聞いた私がバカなんだ。
私にそう言うと言う事は元彼が結婚すると言うことだ。

「そう」とりあえずそう言った。

友達夫婦もその事実は聞かされていなかったらしく少しびっくりしていた。

簡単に話せばこの元彼に出逢ったことで私の人生は大きく変わり、この人との別れで私の未来はめちゃくちゃになった。

祭り会場を後にして夫婦宅にお邪魔することにした。

その夫婦宅でこの元彼に再会することになるとは思わなかった。
最悪な状況だった。
どうしてこの人はここにいるのだろう。

この人の事を考えると私は恐ろしい考えしか出てこない。
私は酷い人間だ。
この人がこの世の中から消えてしまえばいいと思っている。
私が苦しむ理由の一つだから。
もしかしたらこの人が消えれば私は楽になれるかもしれない。
そんな安易な事を考えてしまう。

でも本当に世界が変わると思ってしまう。
きっとそんな風に考える人が多いから世の中事件が多いと思う。
でも私は自分の手を汚すようなことはしない。
自分一人なら頭がおかしくなりそうな事してしまうかもしれない。
けど一応私には家族がいる。迷惑は掛けられない。
ウチの親も堅い仕事。
そんな娘が事件を起こせば大変なことになる。

なんとか夜中に自分の家に戻る。
ココロの中はとても複雑で。
でこんな日に見る夢は最悪な夢。
起きてみると夢で良かったと思う。

きっとこの先これは永遠に続くこと。
それを考えると吐き気がする。

どうして私こんな風になってしまったのだろう。
自分の小ささに呆れてしまう。

私に人の幸せを願う権利はないね。
私が願えば願うほど実は遠のくのかもしれない。

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