言われるがまま、彼について行くと、一軒の飲み屋に着く。
エレベーターで上がるとそこには私好みの店があった。
まー普通のバーなんだけど。

ここの店は物凄く、ビールの種類が多い。聞いたことも、見たこともないようなビールが山のようにある。普段私はあまりビールは飲まないけど、ここまで種類が豊富でメニューに1つづつ説明がされていると、私のチャンレンジ精神に火がつく。

それもなんと今の時間半額!!!ってな訳で一番高くておいしそうなを頼む。

名前は忘れてしまったけど、説明にはとてもクリーミーって書いてあった。飲み口も軽く、飲みやすいって。

他の人のテーブルを見ると、やっぱいろんなビールを飲んでいる。大体は瓶とグラスと一緒にくるらしい。。

そして私のテーブルにも運ばれてきた。
私が頼んだクリーミーなビールは、凄く大きなワイングラスのようなモノに既に注がれていて、たくさんの細かい泡が本当にクリームのように液体の上でフワってなっていた。
飲んでみると、凄くやわらかくて、飲みやすい。

なんかそんなビールが凄くうれしくなった。
彼も、イイの頼んだじゃん!!って褒めてくれた。

そのビールを飲み干した私は、そこからはカクテルに戻る。
でも、挑戦気味な私は知らないものばかり頼む。
けど、それの方が楽しい。

彼との話は、共通の友達に話や、この店に入る前に見たロレックスの話。そしてお互いの恋愛についてなどなど。
私はあまりロレックスの話されるのが好きじゃない。。
この前の飲みの時には彼はロレックスをしていなかったのに、今日はサブマリをしていた。この話は彼から振ってきた話だった。
共通の知り合いの友達が、彼に私もロレックスを持ってるよ!
って言ったらしい。この間の時は私はグッチの時計だった。
けど、きっと今日はロレックスだと思って自分もしてきたと言う。
私のこの時計は前に言ったかもしれないけど、自分で買ったものではない。だから値段も知らないし。ベルトの趣味も色も私好みではない。。
だから、あまりこの話に触れられると辛い。
だから、私は一刻も早く自分で新しいのを買いたい。
私は時計が好きなんだ。。。だから自分で選びたい。

共通の友達はこれが前の彼からのプレゼントって知ってる。
このこと聞いたのかな?でも確信には触れられなかった。

会話は途切れることもなく、楽しく時間が過ぎた。
途中訳の分からない酒を頼み、これはウイスキーがベースかもってずっと思っていたお酒は砂糖黍だった。

「漢字が読めないよー」ってバカな私は、

彼にあっさり笑われながら、

「沖縄を想像してみ?」と言われ、「サトウキビ」ってコトに気づいた。バカだな。。。私。
でも、今日会社で書いたら読めない人がいたからうれしかった。

21時過ぎ、彼にカラオケに行こうって言われて店を出る。
明日も仕事なのに、けど、何故か楽しくて行くことにした。
まぁーここでこの彼のお金は尽き、私のゴチだけど。笑
マジ、今までだったらあり得ない。。。
さっき下ろしたのにナイなんて。。。笑

でも何故か、さっきの飲み屋から真っ直ぐ帰りたくない自分が居たのは事実で、それがどういう意味なのか分からない自分も居た。私は本当に寂しがりやで特に飲んだ後、一人で居るのがイヤなの。酔った振りして甘えたいのも山々、けど、今回はギリギリのところで甘えるのを我慢した。自分の気持ちが分からないのに思わせぶりな事はもう出来ない。

そこは小さなカラオケ屋だった。
部屋も小さく、二人は仲良く色んな歌を歌った。
昔、彼はバンドをしていてボーカルだったこともあって上手かった。歳が同じこともあって古い歌とか、セカイチを二人で振り付け付きで踊って楽しかった。
やっぱりお互いが古いのを知っていると盛り上がる。

気づくと、終電間際に気づき、店を後にする。

駅に着くと拍子抜けのように、終電まで30分くらいあった。
けど、彼と私は逆。彼のほうが少し早かった。でも彼には私より更に遅い電車があった。。。
改札口でギリギリまで話をする。
私は、彼に「早いので帰りなよ」って言う。
なんて言うのか試したくなった。
「そうだね」だってーーー。。。最悪。

で、マジで彼は早い電車に乗って帰った。

この彼は今までの恋愛で自分が頑張ったことがないらしい。
だから、友達にも「お前が凄く頑張ってる恋愛なんてみたことない」って言われているらしい。。
確かにっ。って私は納得した。あり得ないでしょ。普通。

まーそんなで私は電車を待つことになる。
この後、とんでもないことが起きるとは知らずに。。。

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