カレーデート

仕事帰りによぅたんが迎えに来てくれた。
そのまま目的地のカレー屋さんに向かう。
ここのカレーは久しく食べていない。
っーかろくな思い出がナイ。。。この店。

店内に入ると、少し遅い時間のせいで、店は空いていた。
よぅたんはバリバリ煙草吸いそうなイメージだけど、吸わない。
ここの店は禁煙席のがめっちゃかわいい。
良かったぁー吸わない人で。

席に着くなり、メニューを広げ悩みまくる私。
一応、ここのメニューは頭に入っているし、食べたいものは決まっていたんだけど凄く悩む。。。

けど、私は海賊カレーセットとイチゴミルクを頼んだ。
海賊カレーは名前の通り、色々なシーフードがたくさん入っている。イチゴミルクは引く人は全然ダメかもしれないけど、生のイチゴがたっぷり入っていて凄くおいしい！

で、肝心の初来店のよぅたんは、グリーンカレーと同じくイチゴミルクだった。
グリーンカレーなんて「うげっ」って思った。だってさー見た目もイヤだし、辛そうだし。。。。
でも、同じくイチゴミルクを頼む辺りイイ感じ。私は自分と同じく甘いものが好きな人が好き。だって自分がパフェをおいしく食べているのに、「ウゲーっ」ってされると切れる。

サラダがまず運ばれてきて、あっさりしてておいしかった。
カレーは興味津々でよぅたんのをスプーンにちょこんと乗せて食べてみた。舌が痛くなってマジ後悔。

よぅたんは辛くて熱くなって上着もジャラジャラ付けている指輪を全部外していた。そう、凄くジャラジャラしてんだよね。。。
ブルガリズキ。。。。時計も指輪もブルガリ。。。。。。ガリガリ。

とりあえず、チイは念願のカレーを食べて満足☆

その後、どうするか悩み、中途半端で時間に苦しみ、近くの公園に車を止めて話をした。
過去の恋愛話とか、自分について。
この話がきっかけでよぅたんはチイに頭をずっと撫でてた。
そしてギュってしてきた。
そしてよぅたんはチイと付き合いたいと言ってきた。

そして何も返事をしない私。
だけど、人を信じないと決めていることを話し済みな私。

きっとそんな話をするあたり、そこまで想えない相手なんだろうなって私は察してしまった。マイナスになるような話なんてしないしさ。。だからズルイ私は、逃げ場を設けた恋愛を発展させてしまうのね。

色々話して沈黙になった私によぅたんはキスをしてきた。
そのキスをしている最中、頭の中で恐ろしいコトを考えている自分が居ることに気づき、少し自分が怖くなった。

やっぱ純粋な恋愛は出来ない。